腰痛は80%の方が生涯に一度は経験すると言われています。
当院に来院される方のお悩みに多いのも肩こりと並び腰痛です。
男女に発症の差はなく、発症が始まる年齢は20歳〜40歳で40歳〜80歳が最も腰痛を抱えていて年齢が上がるごとに発症率が高くなると言われています。
ですが、当院には中学生や高校生など若年層の来院も増えています。
腰痛のうち感染症・癌・骨折・組織変性などの原因がはっきりしているものは15%ほどだと言われています。残りの80%以上は西洋医学的な検査では原因がはっきりとわからない腰痛です。
また、レントゲンなどの画像診断は腰痛がない人でも異常が認められることがあるため、異常が認められる場合でもそれが原因とは限りません。
当院に腰痛で来院される方は、股関節の可動域・股関節まわりの筋反射の左右のバランスが崩れていることが多いです。
人間は身体全体で一つのユニットとして機能するので、身体のどこかで関節の動きや筋肉の反射に異常があると様々症状として現れてきます。