膝関節の痛みは軟骨のすり減りや半月板の損傷など関節内の問題が原因だと言われていますが、膝の筋力の低下や関節可動域の制限など関節外の問題が原因である事も少なくありません。
加齢や肥満により発症する確率が上昇し、どの年代でも女性が男性よりも多く、高齢者では男性の4倍とも言われています。
膝の痛みは軟骨、半月板、靭帯などの関節内部に原因があるものと、筋肉の弱体化や硬結などの関節外部に原因があるもがあります。
関節内部に問題があっても初期の場合、筋肉トレーニングや可動域が改善することで症状が改善することもあります。
膝の痛みに関与する筋肉は太ももの大腿四頭筋と内転筋群です。
大腿四頭筋は太ももの前側にあり膝を伸ばす筋肉です。スクワッドなどのトレーニングで大腿四頭筋を鍛えることができます。
内転筋群は太ももの内側にあり膝を閉じるように働く筋肉です。膝の間にボールなど挟むように力を入れることで内転筋群を鍛えることができます。