2015年09月14日
秋になると食欲がアップするのはなぜ?
まだ暑い日もありますが、朝夕はだいぶ涼しくなって来ましたね。
秋の訪れを実感する今日この頃…。
秋から冬にかけては「食欲の秋」と言うだけあって
取れたての野菜や脂ののった魚など
おいしい物が盛りだくさん
毎年秋から冬にかけてどうしても「体重が増えてしまう」という方も
少なくは無いのでは?
体重のことなんか気にしないぐらい、食欲が出てくるこの季節
では、なぜ秋になると食欲がわいてくるのでしょうか?
食欲がアップする理由と食欲をコントロールする方法を知って
おいしく健康にこの季節を過ごしていきましょう。
食欲がわくのはどうして?
@、日照時間の減少によるセロトニン分泌量の低下
夏から秋に変わってくると、日照時間や日差しの強さが減少してきます。
脳内の神経伝達物質で、人間の精神面に大きな影響を与え、食欲にも深く関係のあるセロトニン。そのセロトニン神経は日光が大きく影響していることが分かってきました。
日が短くなってくる秋にはセロトニンの分泌量が低下してしまうのです。
秋に食欲が増すのは、肉類、魚類、米、麺類、乳製品などセロトニン材料となるアミノ酸を食事から取り、精神の安定性をはかっているのでは無いかと言われています。
A、気温の変化に対する反応
昔からよく言われているのが季節による基礎代謝の変化です。
気温が下がってくると、体温保持しようとして基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がればそれだけ原料が必要になるので食欲が増すというわけです。
現在ではエアコンが普及しているので季節による基礎代謝変化はあまり考えなくて良いと言われていますが、今年のような猛暑が続くような環境になってきたので少し変わってきているかもしれません。
B、その他
夏バテの回復
暑さで弱っていた体力が回復し、食欲が戻ってくる。
味覚の記憶
おいしそうな物を目にして、過去のおいしかった物の記憶が蘇り。
食欲がわいてくる。
冬向けてエネルギーを蓄える
動物は本来、冬に食用を確保するのが難しかったので厳しい冬に向けてエネルギーを蓄えるため食欲が増す。
などいろいろな説があるみたいです。
秋の食欲をストレス無くコントロールできる簡単なコツ
@、野菜や海藻をまず先に食べる。
野菜や海藻はカロリーが低いだけでは無く、ミネラルやビタミン、食物繊維など栄養を豊富に含むので身体に良い食べ物です。
また、野菜を初めに食べることで血糖値が急に上がるのを防ぐことができます。
理想的には食事全体の7〜8割を野菜で取ることがおすすめです。
A、ゆっくりと味わって食べましょう。
私たちの身体は満腹を感じるのが意外と鈍く出来ています。
早く食べてしまうと身体が必要以上の食事を取ってしまいます。
食べ過ぎを予防するにはゆっくり食べることが重要です。
ゆっくり食事をするために一度のかむ回数を決めておくのもおすすめです。
Bキレイな姿勢で食事をしよう。
キレイな姿勢を維持するのは結構エネルギーが必要です。
食事をしながらエネルギーが消費できるので一石二鳥です。
C小腹が空いたときは水分を一緒に
小腹が空いておやつを食べるときはお茶や水など、ノンカロリーの飲み物をたっぷり取りましょう。お腹もふくれ、身体の代謝に必要な水分も補給できます。
ただし、ちゃんとした食事をするときは水分を取りすぎると胃液が薄まって消化能力が弱くなってしまうので注意が必要です。
秋も深まっていき、おいしい物が盛りだくさんになっていきますが、体重の増加もコツを掴んでコントロールし、上手に楽しんでいきましょう。
PS、整体・カイロプラクティックの治療も代謝を上げたり、内蔵の機能を正す事ができるので体重のコントロールに効果があるかもしれませんね。
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